今48歳のおっさんが22世紀まで生きられるか?!

まずは復活の狼煙だけで終わってしまわなかったことを褒めてください。ちゃんと書き記しておくよ。あとで言った言わないの話にならないようにってか、自分のためにもしっかり残しておきたいので。

残り干支1周ではじめる終活

両親を60代でいずれもガンで亡くした。ガンは生活習慣もあるが遺伝性でもあると言われるので、これは間違いなく自分もいつかはそうなるのだろうと覚悟しなければならない。しかも割と早いタイミングでやって来るかもしれない。仮に60歳からだとすると、あともう干支1周分の時間しかないことになる。

だから、終活をはじめてみた。

とっかかりは、自分の現在地を確かめ、残りの人生で何をしたいか、何をなすべきかを考えつつ、残りの人生の生き方を捉え直そうと試みるところから。が、実際のところなかなかうまくいかない。余命換算で干支1周分と考えれば濃く感じるが、日々の生活の中で捉えようとするとなかなかに希薄なもので、明日でいいや、明日でいいやとなかなか本気では考えが進んでいかない。

その理由は自分にとってどちらかというと後ろ向きなテーマでありモチベが保てないからだ。どんなに前向きに考えても煮詰めると人生をどう終えるかの思考なので明るく考えられる訳がない。終活アドバイザー的なことを手掛けている友人に手伝ってもらい、その後、時間をかけて自分を見つめ直してはみたが、イマイチまとまらないまま時間ばかりが過ぎていった。

終活のはじめの一歩は生活の見直し

思い立ったのが昨年の6月頃、母の法要日のあたりから。もう半年以上経つので、もちろんその間うだうだ考えていただけではなく、目の前でやるべきことはやってきた。

何よりも大事なことは健康寿命をどこまで引き延ばせるか。さっき仮で60歳と仮定して残りの人生をカウントしたが、その内に闘病生活が入ってくればその期間はノーカンと言っても過言ではないからだ。まずは健康でいることが大事。

割と若い頃から健康には気を配ってきたので生活習慣は悪くない。その上、唯一の穴だった運動不足に関しても、ショートスリーパーになってからは改善している。もう3年以上ランニングは続いていて、平均月100キロくらいは走っている。

走っているばかりだと下半身は強化されるが上半身がおざなりになる。ここから老齢になるにつれ筋力が衰えていくのはイケてないので、改めて筋トレもスタートさせた。そもそも筋トレがあまり好きじゃないので、とりあえず自分が続きそうな手法をということで、リングフィットアドベンチャー by switchを導入。半年で腹筋が割れるか割れないかくらいまで引き締めることには成功していた。

身体は引き締まってきたし、秋冬でうけた人間ドックでは相変わらずの好成績も叩き出し、順風満帆そうにみえるがその実そうでもない。元々のテーマである終活については足踏み状態だったから。

出逢ってしまった「LIFE SPAN」

そう、そんな時に出逢ってしまったんだよ、LIFE SPAN(ライフスパン)という名著に。全然最近の本ではなくもう2年くらい前に発刊されたものらしい。この本を読んで(というか聴いて)久々に稲妻が走った。

近年で言えばショートスリーパーになれるプログラムがあるとFB広告が流れてきて、実際にそのセミナーに参加して話を聴いた、あの夜と同じくらいの衝撃を受けた。

この本で著書は明確に提示している。

老いは病気である。

病気であるからには対処方法があり、適切に防げばそう簡単には老いないと。また、老いが多くの大病の入口だとも言っており、老化を止められさえすれば、それらの病気にかかる可能性も著しく低下すると。

つまり年齢を重ねて70歳、80歳になったから老いる訳ではないということになる。それにより大病を患うこともなければ、今まで想像できなかったほど長い期間の健康寿命を獲得できることになる。

ここでは中身に触れることは控えるので、興味があったら実際に本を読んでみてください。ちなみに自身では朝ランしている時にAudibleにて耳から入れた。本で見るより図などが無い分わかりにくいところもあったが、それでも十分に惹きつけられるし理解できる内容だった。

そして終活は終了へ

一見してひねくれ者だと見られがちだが、論理思考でとても素直だという自負がある。ちゃんと理解さえできれば素直に信じて行動を起こせる。

ショートスリーパーのセミナーを聴いたその夜からいきなり3時間睡眠に切り替え、その後ゆらぎは多少あったものの、そのまま3時間睡眠を定着させるに至ったのも、素直さありきだと思っている。物事何事も守破離であるからして。

ライフスパンに書かれていることを鵜呑みにして取り組むことに決めた。今思えば、元々健康アンテナは高くして無理のない範囲で取り入れてきた自分の生活スタイルと合致する内容も多かった、それも信じきれた要因だったかな。

かくして終活は終了し22世紀まで生きるという真逆の目標へと切り替えていくことになる。馬鹿な!とお思いかもしれないがわりと真面目に取り組んでみている。もちろん結果はすぐには出ないけどね

取り入れたことはいくつかあるが、メインのフレームワークはこれ。

16時間断食

これについては多くのYouTuberも動画で取り上げているが、自分なりの解釈と取り組み方があるので、それはまた次回書いていきたいと思う。ちなみに他の人と絶対的に違う、おそらくこれはまだ自分だけじゃないかなと思うのが、ショートスリーパーとの掛け持ちである点。実はこれ、とても組み合わせが悪いので安定させるのに試行錯誤が必要だったんよね。

ま、その点は参考になる人はあんまいないと思うけど、自分の回顧録的にも次回書いていきたいと思う。

最後に余談。ショートスリーパー協会の堀さんに、16時間断食はじめましたーと伝えたら「ショートダンジャー」ですね!と言われた。ショートスリーパー☓ショートダンジャーという肩書をゲットしちゃったよね。

3年 ago

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