風邪との戦いで気づいたこと

ショートスリーパーほやほやの人が風邪をひいたら・・・

とんでもなく辛いことになったことを最初に言っておく。風邪の時って起きてるのが辛い訳で、寝てる間はそれを忘れられるというだけでも寝る価値がある。寝て治るとか治らないとかはさておき。なのに、睡眠では治らないどころか身体には良くないと知ってしまうと、拠り所がなくなってグラつく訳だ。

今回は短眠生活で風邪をひいた時の心構えとして経験から得たものをまとめておきたいと思い記事を起こした。

そう。短眠チャレンジ25日目に風邪をひいた。日記にDay25が無いのはそのため。前後の日記を読んでもらえばわかるが実際に風邪を認識したのはDay24のタイミングから。その日は金曜日で次の日が休みという状況で気が緩んでいたこともあるかもしれない。

Day24の日記はこちらから→【Day24】風邪という名の試練

 

風邪の初期症状

症状としては、喉の痛みと咳、あふれる鼻水が先行して現れ、その後、発熱、頭痛、吐き気へと続く風邪の王道的なものだった。気付きをまとめるにあたり経過から追っていく。

Day24にあたる金曜日は普通に仕事日。そもそもこの日の朝から調子は悪かった。咳と鼻水が辛い風邪の初期症状的な。それもあって早めに仕事を終えて自宅に帰った。徐々に悪化していくのを感じ、夜は早めに寝ることにした。3時まで起きてるのは辛すぎる。我慢して起きてても良くないと判断して1時に終身。次の日は休みだったのでアラームも7時にかけた。体調が回復していなかった場合、朝ランにも行けないだろうし、起きてる時間が長いのは辛いだろうと思って長めにとった。

初めてブログを読む方。朝ランについての記事はこちら → 朝ランをはじめた理由と効果

 

病院でもらった薬の副作用で眠る

土曜日の朝、起きると症状は少し悪くなっていた。咳を止めたいと思い午前中あいてる病院を探して行くことにした。病院で咳止めや炎症を止める薬など4種類ほどもらって帰宅。さっそく飲んでみるとしばらくしてものすごい睡魔が来る。薬の副作用だと思われるが、抗いようが無かったのと、寝た方がいいかもしれないと思い寝ることにした。アラームはセットせずに寝たが11時〜13時頃まで約2時間程は寝た。

今から振り返ればこの睡眠が分岐点だったと思う。起きたら急激に体調が悪化していた。咳と鼻水メインだったところに頭痛と極度の倦怠感が乗ってきた。なんとかがんばってお昼を食べて再度薬を服用する。熱もそこまで高くは無いが上がってきていた。

薬が効いて若干咳と鼻水はマシになった気がするが、倦怠感、頭痛に食わえてだんだん吐き気までしてきた。何もやる気がおきずダラダラとAmazon primeで映画やバラエティを観て、時折くる睡魔に任せて寝て、とにかく時間の経過とそれによる身体の回復を待つ。

 

意を決して外に出てからの超回復

夜19時頃にはボロボロになっていた。頭痛も吐き気もピーク。夜ご飯を食べないとと思っても全く食欲がわかない。家にあったリンゴやバナナすら口にしたいと思えなかった。ついでに変な体勢で寝転がっていたからか腰も痛くなってた。

ここでふと思った。無駄に睡眠をとったり、身体も使わずゴロゴロしてるのが良くないんじゃない?と。全くその気力はわかないが、無理矢理にでも外に出て歩いたりした方がいいんじゃない?と。

「風邪のお供ポカリスエット」を買うというミッションを自分に課して、スーパーに出かけることにした。ついでに全く食べたくはなかったが、明日の朝に食べるかもしれんと思いレトルトのお粥も買って戻ってきた。家に帰って少しするとそのお粥を食べたい気がしてきたので温めて食べた。食べ終わったらさらに食べたくなったので、りんごを食べて、さらにバナナを食べて、もう一度りんごを食べた。

この時になって気づいて驚いたのだが、いつの間にか頭痛も吐き気もなくなっていた。さっきまで夜は早く寝てしまおうと思っていたが、この時点でできるだけ起きていようという気持ちに切り替わる。熱も高く無かったのでゆっくり湯船にもつかり、結果、就寝は1時頃とかなり粘った。

きっとあのまま家にいたら、何も食べれず頭痛も吐き気も抱えたまま、辛くて辛くて仕方なくて、21時〜22時頃にはベッドイン。その後、寝てはしんどくて目が覚めてを朝まで繰り返すバッドローテーションになったことは容易に想像がつく。その場合、今日6時に起きて朝ランに出ていくこともなく、もしかしたら今なお家で辛い気持ちで寝込んでいた可能性まである。

超回復した翌朝の日記はこちら → 【Day26】病み上がりのサンデー

風邪の症状と自分の行動を観察して気づいたこと

体調不良になると気持ちまで持っていかれる。軽い状態ならまだPCに向き合って何か作業したりもできるが、ある程度進むとテレビを観るのもやっとになり、もっと酷いととにかく寝たくなる。それは多分寝たいというより起きているのが辛くてその状態から逃げたがっているのだと思う。

体調を変化させた行動まとめ

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【その後、体調が悪くなった行動】

・薬を飲む
・余計な睡眠をとる
・テレビを見ながらうたた寝する
・ダラダラする

【その後、体調が良くなった行動】

・薬を飲まない
・外に出て動く
・食事をとる
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ひとつ補足。上記のまとめにも書いた通り、昨日のこの事例でいうともうひとつ疑うべきは薬の副作用。明らかに薬を飲んでから体調が悪化している。そして夜出かけて戻ってきた頃は20時頃だったので、ちょうど朝昼で飲んでた薬の効果が切れたタイミングだったのかもしれない。そう思ったので夜は薬を飲むのをやめた訳だが、明らかに体調は悪い方に傾くことなくキープされた。

 

ショートスリーパーが風邪の時に取るべき行動まとめ

普段の睡魔との戦いと若干似ている部分があると結論付けた。体調が悪いとそもそもモチベーションが低下して動きたくはなくなる。しかしそのネガティブな波におされてロクでもない行動をとってしまうとどんどん悪化させてしまう。これは睡魔との戦いに非常に似ている。

畳まれた洗濯物をクローゼットに直しにいくことができずにリビングに置いたまま、コーヒー1杯淹れる気にならないなど、とにかく行動する気力が削られていく。そうして行動できないことの積み重ねで、だんだん体調を悪化させていくのではないだろうか。行動指針としてはこんな感じかな。

行動指針

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  1. 身体を動かすことをやめない(激しい運動ではない)
  2. 無駄な睡眠は取らない(体感値として寝ても良くならない)
  3. 食欲がなくても食べる(ただし胃腸の病気の場合は別)
  4. 薬にはできるだけ頼らない(作用あれば副作用もある)

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偉そうにこう書いてて思った。健康でいるためには、「適度な運動」と「バランスのいい食事」と「十分な睡眠」ってよく言うけど、その通りだなと思った。

ちなみに「無駄な睡眠は取らない」ってところが「十分な睡眠」とは反対のことを指しているように見えるが、それはショートスリーパーと一般の人で睡眠の定義が違うからであって、「質の良い睡眠をしっかり取る」という風に言い換えれば同じことを言ってる。

体調不良も睡魔と扱いは同じようなもんだとすると、強大になる前に潰すしかない。育ってからはもう手に負えない存在になる。今後は体調不良を感じた時には上述した行動指針を積極的に取り入れていこうと思う。


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6年 ago

4 Comments

  1. 医療関係者です。
    日記拝見させていただきました。読んだ感想を書かせていただきます。

    ショートスリーパーが良い悪いは別として今回の風邪がよくなったのはちゃんと寝たからだと思います。寝ることで身体の活動を低下させ、ライノウィルス等の菌と闘うため無駄なエネルギーを使わないようにしています。

    また人間は消化に一番エネルギーを使います。そのエネルギーを菌と闘うために使いたいので、自然と食欲がなくなり、菌との闘いが終われば自然と食欲が出てきます。

    今回トヨシさんは空腹で寝たため風邪が治り、食欲が出て食べ物を食べて元気になったのかと思います。

    なので風邪の時はちゃんと寝てくださいね

    1. コメントに気づくのが遅れました。返信が遅れてすみません。
      そして専門的なコメントありがとうございました。ちゃんと寝ることはもちろん大事ですよね。僕もそう思います。寝ない!という間違った選択はしないようにします。注意ありがとうございました。
      この時の体験では、Amazonプライム見ながら変な姿勢でうだうだと無駄に寝て覚めてを繰り返したのは特に良くなかったなぁと思っています。
      寝る時はちゃんと寝る!ダラダラせずメリハリつけて動く!という感じでやっていきたいなと思います^^

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