ドナドナドナドナ♬収容車が揺れる

ドナドナドナドナ♬敗者を乗せて
ドナドナドナドナ♬収容車が揺れる

正直、調子が良かったのは10kmまで。その後は感じる痛みを誤魔化してまだ行けるまだ行けると唱えながら転がり落ちていくだけだった。いや、その後も一度は気持ちも盛り返し、このままゴールまで駆け抜けられるんじゃないか?なんて夢を見た瞬間もあるにはあった。

15kmあたりだったかの給水を取るためにスピードを緩めた後、再びペースを戻そうとした時に思うように脚が動かないことに気づいた。そして30kmを超えるまでは絶対に出さないと決めていたキロ5:00を超えてしまった。その後も意地でキロ4:50くらいまで戻しはしたが、それが続かない状態であることも理解してしまった。そして18kmのラップが5:13になったのを見てストップした。

今回はsub3.5のクリアが無理だとわかった瞬間にDNFと決めていたので潔く。そこまでの貯金は30秒程度しかなかったので、20kmも満たない位置で2回もキロ5:00を超えて、しかも1回は5:10を超えてしまう状況ではどうあがいても無理だと悟った。

もちろんまだ走れる状態ではあった。おそらく3時間45分くらいのタイムで走りきれたとは思う。が、現状でのベストを取ることに全く意味がないレースだからな。てことで、初めての収容車をはしごしてスタート地点まで帰った。なんとなく記念撮影してしまった。

あ、マスクは顔を隠したいとかそういうことじゃなくて花粉対策ね。まだまだ本州はヒノキが残ってらっしゃるんで。今回は疎開地の沖縄からわざわざ花粉を浴びに行く愚行でもあった訳で。

ハーフも走らず終えたおかげでダメージはあまりない。腸脛靭帯炎も2日で歩くのに支障がないレベルまでは戻った。多分今週末にはランを再開できるくらいには回復するだろう。と、それで走り始めるとまたずるずるいきそうなので、ここはまとまったランオフ期間を取る方がいいかもしれないというか絶対にそうなので、4月いっぱいは走らないと決めた。

別大という目標に向けたリスタート

大阪の後、泣きの1回でかすみがうらエントリーしてでもsub3.5をクリアしたかった理由は来年の別大に出るため。それに敗れた今、潔く諦めるしか無いと思っていた。来シーズンのためにももう一度別大の参加資格を確認しておこうと思いサイトを見ていて、なんとなんとまだ諦めるのは早いことを知った。

別大のエントリーは8月末頃にあるわけだが、そこまでにタイムをクリアしておけばいい。期間的にはまだ時間があるが、どんどん暑くなりPBを出せるような大会がないので諦めるしかないと思っていたのだが、何も国内の大会に限った条件ではない。AIMS公認であれば海外のレースでもOKとのこと。残念ながら参加予定のシドニーはその対象でないと知っていたが、他にもまだレースはある。今からエントリーできる大会があるかはわからないが、可能性は残されていた。

そしてこれは今日サイトを見ててはじめて知った裏ルートなんだが、別大には二次募集という制度があるそうな。これはエントリー開始以降の大会かつ二次募集がはじまる11月上旬頃の期間に新たにsub3.5をクリアした人に向けた枠。陸連公認の大会であればいいので選べるレースはいくつかありそう。

おそらく後者を狙う方が現実的であろう。8月末までの海外レースで取りに行こうとすると、また大阪やかすみがうらの時のように無理が出そうな気がする。来期を故障なく思う存分挑戦するために、ここで腸脛靭帯炎を完治させ、二度と発症しない身体作り&フォーム矯正などもじっくり行う期間を設けたい。

だいたいの計画としては、5〜7月の3ヶ月間をその期間にあてる。この期間は月間走行距離もそこまでこだわらずじっくり行く。そして8月からはポイント練やロング走などマラソンメニューを復活させていく。シドニーはファンランのつもりだが、フルを走っても腸脛靭帯炎にならないことを確認する大会としたい。そして9月末〜10月のレースでしっかりsub3.5を取りに行く。ちょうどその頃の大会のエントリーが今はじまっているので、どれを勝負レースにするかしっかり定めていきたいと思う。

3日 ago

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