3週間前からオーストラリアに渡りシドニーマラソンに向けて準備してきた筆者から、これからシドニーに向かう人達へにお伝えしたい情報まとめ。
タッチ決済ができるクレカ必須&両替不要
オーストラリアはキャッシュレス文化が日本以上に進んでて、あらゆる決済の瞬間で現金を使うことがない。日本でいうSUICAやPayPayに変わるものがタッチ決済式のクレカ。電車やバス、タクシーなどに乗るときも、レストランやコンビニで決済する時も、ホテルやレンタカーでデポジット(日本ではあまり馴染のないカードで保証金取られるやつ)する時も、ぜーんぶそれ1枚で完結。ランニングに出かける時もホテルの部屋のカードとクレカをポッケに入れていけば何があっても万事OK!
そんな状態なので、オーストラリアドルへの両替はしなくて大丈夫。なんか現金は必要かもしれないなーと思い3万円分ほど両替したものの、2週間経った今、現金がなくて困るシーンは一度も遭遇していない。むしろ変えてしまったドルを消費したくてわざわざ現金を使い易いシーンを探して溶かしていってる。正直変えなきゃ良かったよ。キャッシュレス社会なので現金出すと嫌な顔されるまであるから、現金使う相手は自販機やコインランドリーなど機械相手しかない。
ちなみに電車やバスに乗るのに「オパールカード」なるものが必要とネットで調べると出てくるがいらない。普通にクレカで乗れる。メルボルンではMykiカードというのが必要でクレカは使えないのと比べると、旅行者の多いシドニーの方が便利に進化したということなのかなと推測する。

水はスーパーで買って出歩く時は水筒を携帯
オーストラリアは物価が高く、食費がとにかくかかるんだが、その中でも特に「水」が高い。空港の売店、ホテルや駅などにある自販機、コンビニなど、定価(?)で売ってる水を買おうとすると500〜600mのペットボトルが4〜6ドルする。日本でその値段で売ってるのは富士山の山小屋くらいだよ。

ランナーはとにかく水を飲むからね。ホテルチェックインしてすぐ2〜3リットルの水は確保したいもの。おすすめはスーパーで1.5リットルのペットボトルを買うこと。WoolworthやColesという地元のスーパーに行けば、80c〜1ドルくらいで手に入る。これ破格。オーストラリアに着いた初日は夜に空港着で即Uberでホテルへ移動の流れだったこともあり、空港のお店で1.5リットルのペットボトルを買ったが10ドル近くしてビビったもんだ。
そして観光に出かける時に強いのが水筒。1.5リットルのペットボトルから水筒に水を移し替えて持ち出す。日本みたいにフラッとコンビニに寄って100円ちょっとで水を買えないから。値段の問題だけじゃなく、日本みたいにいたるところに自販機があったりしないから、水持たずに散歩に出かけたりすると水分補給に窮することになったりするから水筒は大事。
街ブラに便利なLime
シドニー市街地の交通手段は鉄道とバスとライトレール(路面電車)。それとは別に町中のいたるところに転がっているLimeというシェアサイクル(スクーターもある)が便利。日本と違ってポートの概念がなくどこにでも乗り捨てていい。なので逆にどこにでも置いてある。
LimeはUberと提携しているので、Uberアプリを使って乗ることができる。すでにUberのアプリで引き落としのクレカ登録まで済ませていればすぐ乗れる。Uberで自転車の位置を探してその場に行ってQRコードをスキャンすれば解錠発進と相成る。ちなみにオーストラリアはヘルメット被ってないと罰金らしいが、Limeはヘルメット付きでレンタルできるので問題ない(ヘルメットが付いてない車両もあるのでそれはスルーしてメット付きの車両を選ぶべし

Uberアプリをまだ未登録ならオーストラリアに来る前にダウンロードしてクレカ登録まで済ませておくのが吉。Limeの利用がスムーズになるというのもあるが、Uber自体も割と安くて便利に使えるから。ちなみに空港から市街地中心部のセントラル駅までの移動は、電車移動も意外と高くて1人20ドルほどかかる。Uberを使っても50ドルくらいなので、3人で使えば電車より安くなる計算だし、仮に2人でも、空港からホテルの真ん前まで荷物も運んでもらえることを考えたらバリューは十分あると思う。
───
以上、もっと色々あるけど知らないと損しちゃうなって思うことに絞って挙げてみたのでご参考まで。