ゲームは人見知りを救う

先週末は怒涛のゲーム三昧だった。幸せ者でごめんなさい。思えば大学生の頃、狭いワンルームに集まって麻雀とプレステばかりしながら、おっさんになってもこんな風にバカやってたいもんだよなと言ってた。

当時一緒にいた仲間達とはそうそう集まれなくなったけど、個人的にはあの頃のまま全力でバカみたいに遊べてることに、改めて幸せを噛み締めた週末だったとも言える。場所は変わり周りにいる人も変わる。それでも大事にしている生き方は失いたくない(ってカッコつけて言うほどの話じゃないなんせゲームしてるだけだからな!

でもそんな週末を過ごしながら気付いたよね「ゲームが人見知りを救う」という真理に。

何のためにそこまで行くのかDay1 (4/19-20)

金曜の夜から前乗り

各々仕事を終えてから都内某駅で待ち合わせ。4人で一路向かうは今回の合宿所となったとある山奥の別荘。目的は観光でもグルメでもない。都会を離れて心置きなくゲームだけしに行く。

オッケーそうだね気持はわかる。疑問だらけだろう。ここで質疑応答の時間を設けよう。

Q.そこに行けば特別なボードゲームがあるとか? ⇒ A.ボードゲームもゲーム機も持参してます!

Q.その山奥にいる友達に会いに行ったんだね?⇒A.東京から向かう4人でメンバー全員です!

Q.別荘の空気の入れ替えが必要だからついで行ったんだね?⇒A.お手伝いさんに手入れ任せてるそうです!(事実、着いた瞬間部屋は暖かかった。お手伝いさんが事前に掃除して帰りに暖房を付けてくれてたから)

Q.わざわざ山奥に出かけず誰かの家に集まった方がいいんじゃ・・・ ⇒ A.ザッツライッ!ヽ(´▽`)/

その通り。意味なんかない。そんなことは承知の上だということを理解してもらえたと期待して先に進めよう。

着くのも待たずSAでもゲーム

今メンバーでハマっているのがスマホアプリのIdentity Vというゲーム。スマホゲームの良いところでありたちの悪いところはどこでもできること。お腹を満たすために寄ったSAで早速プレイする始末。合宿所に着くまで待てないメン。

ちなみにここではゲームの中身には触れないでおく。ゲーム出す度に説明してたら何の話かわからなくなりそうだし、つい熱くなって長くなって収集つかなくなってしまいそうでもあるので。代わりに最後にまとめて紹介していきたいと思う。

着いたら着いたで即ゲーム

着いて荷物を部屋に入れたらリビングに持参したゲームを持ち込んで早速プレイ。まずは4人でDominionを楽しむ。ちなみにDominionはショートスリーパー協会でも大流行しているゲームで、やりたすぎて自分でも買ってしまったやつ。

自分以外はじめてやるゲームだったので最初こそ説明も必要で時間がかかったが、そこはゲーム慣れしてるメンバーなので即慣れ。着いた時点で22時半頃だったが、あっという間に日付変更線を超える。

お風呂の間も入れ代わり立ち代わりゲーム

Dominionの後はSwitchに移行してスマブラへ。4人で戦ってる内に時間はどんどん深まっていき、そろそろお風呂を済ませたいという話になる。温泉地が近くに無くもない立地だが、それはそれとして別荘内にも風呂はついている。1人ずつ風呂に行く間も3人でスマブラやIdentity Vを切り替えて止まる間もなくゲームし続ける。

4時を過ぎてさすがに眠気を訴えるメンバーが現れる。ここで補足しておくが、自分以外の3人は別にショートスリーパーではない。とりあえず9時まで寝ようかと提案する者が1人、もう一度Domoinionで雪辱をと提案するものが1人。こうなったら寝る方に倒れないのがゲーマーの性。泣きの1回Dominionをはじめてしまう。

なんやかんやで終わったのは6時。ようやく寝ることになる。

起床して朝ごはん食べたらもちろんゲーム

きっちり3時間寝て9時に起きる。ショートスリーパーの身体は便利である。睡眠時間を固定した方がいいと推奨されたものの、個人的には別に何時に寝て何時に起きてもよいタイプなので問題なし。みんなで朝ごはん食べて即ゲーム。今度はワンナイトマンションをはじめ、しばらく遊んでから再度Dominionモードに。もう何ドミニオンなのかと。

その後、昼前に1時間ほど仕事に時間を取られたのだが、その間も他のメンバーは延々とゲーム。今度はSwitchでオーバークックをはじめている。やりたかったゲームを尻目に仕事をこなす辛い展開に。仕事を終えた後、ランチをとる間も惜しんでオーバークックに参戦したが、想像以上に面白かった。

この日は16時半から渋谷でショートスリーパー育成協会を主催するガハクの5周年記念パーティに参加予定だったので、泣く泣く別荘地を後にして駅へ送ってもらう。新幹線で都内まで戻り渋谷まで1時間半ほどの移動となる。区切りが変な位置だがここまでがDay1として話を切ろう。

 

ガハクの5周年パーティからおかわりのDay2 (4/20-21)

謎解きゲームに舌鼓

5周年パーティに少し遅れて到着。たまたま着いた席にゆうきゆう先生が。先週行ったドルアーガの謎という謎解き脱出イベントで偶然出会った経緯があり、その話でひとしきり盛り上がった。来る途中の新幹線で遅めの昼ごはんを食べてしまったのでお腹は減っておらず何も食べなかったのだが、記念パーティの出し物で脱出ゲームが開催されるという展開には舌鼓だったよね(謎解きは食べられません

これが謎解きファンには嬉しいあるあるが散りばめられたものでとても楽しかった。下手の横好きでレベルは高くないため参加したチームをクリアに導くこともできず終了。その後のシモーヌ先生の答え合わせ動画も含め満点のイベントだったよね。気が早いが来年も楽しみにしている。

嬉しい出会いに舌鼓

イベントの最後ら辺にとても嬉しい出会いがあった。浜松からイベントに参加していた方に声をかけられたのだ。名指しで声をかけられるような有名人ではないので、むしろ何か悪いことしたのかなと被害妄想の虫が騒ぎはじめた頃、いつもブログを読んでますと言われてホッと胸を撫で下ろした。いやむしろさらに胸が動悸動悸した。

曰く、数年前にショートスリーパーに挑戦したのだが、何かのきっかけで崩れてしまい、その後ダラダラと崩れてしまってたそうだ。それがこのブログを読んで勇気付けられて、再度ショートスリーパーの活動をはじめて今またがんばっていると。是非このイベントでパリスさんと会いたいと思っていたと。そんな嬉しいことを言ってもらえた。

勝手気ままに更新していたブログが誰かの為になってたなんてアイドンシンクだったが、やってて良かったなぁと思った。

3次会のボドゲ大会に舌鼓

2次会の話はスキップしてオフィスに移動してはじまった3次会の話へ。時間は22時頃だったろうか、奇しくも昨晩、別荘地に着いた時間と同じくらい。場所は渋谷だが、この時間からはじめるということはもうお察しである。こんばんは帰れない。1泊2日のゲーム合宿のつもりが延長入って2泊3日にあいなった瞬間である。

集まったメンバーが15人ほどはいただろうか。メンバーを入れ替えながらそれぞれ思い思いのゲームを楽しむ。はじめてプレイしたCenturyという重めのゲームに加え後半はDominion三昧。場所と人は変われどやってることは基本的には変わらんという。

昨晩と違って今日はショートスリーパーの集団なので、途中で効率良く仮眠をはさむ人がいたりしつつ結局朝までぶっ通しでやり続け、解散したのは6時をまわった頃だった。ここで解散となりDay2はここまで。2日間続けてたっぷりとゲームにひたった素晴らしい週末だった。

人見知りはゲームすればいいんだね

突然何を言い出すんだと思われたかもしれないが、そして実際に会ったことある人からはそんなこと無いっしょと言われるかもしれないが、実は結構な人見知りである。あ、人見知りの同士はわかるからね、パリスはそーだよなーと思った人も多々いるのかもしれない。理解した上でお付き合い頂いてるみなさまに感謝。

でだ、人見知りだから家でこもってゲームやってれば満足かと言われればそうでもないんだよね。この週末のように、ボードゲームをみんなでワイワイ楽しむのが好き。麻雀もフリー雀荘でギスギスやるのは好きじゃなくて、仲間とバカな話をしながらやるのが好き。オンラインゲームであってもリアルで顔合わせて一緒にやる方が好き。寂しがり屋か!と突っ込まれれば否定はできない。

人見知りで寂しがりなんて面倒くさいと思われるかもだが、人見知りこそ寂しがりなんだと思うよね。だって人見知りじゃなければどこでも誰とでも気楽に話せるから寂しいと思うことなんてないはずだからね。人見知りは飲み会みたいな人が集まってる場ですら、会話の糸口をつかめず行き場を失い孤立して寂しくなるという、とても面倒な特性を持つ生き物だからな。いきものがかりさんにおいては躾をお願いします。

そんな面倒な生き物がイキイキできる場がゲームだと思ったね。謎解きゲームでも、ボードゲームでもなんでもいい。共通のネタをベースに会話ができるというのが重要なポイント。そしてその場を共有したことで相手を知る切っ掛けになり、次第に仲良くもなっていける。そういう視点で見たことなかったな。うーん、ゲームってほんっとに素晴らしいですね!

今回やったゲームをご紹介

Identity V(スマホアプリ)

DbD(デバデ)と同じゲームと言ってわかる人は多いのかな。少ないのかな。もう少し噛み砕いて言えば、ドロケイみたいなゲーム。捕まえる側が警察ではなくハンターと言われる殺人鬼みたいなキャラなので世界観は全然違うけど。

サバイバー陣営とハンター陣営に分かれて対戦する。キャラにはそれぞれ役職やスキルがあって、サバイバーはチームで協力しながら脱出を試み、ハンターはそれを妨害する。ちなみに上の写真のキャラは炭鉱者。難易度も高いが最強の呼声も高い。まだまだ練習中だけど。

しかし荒野行動とかもそうだけどスマホでこんなゲームができるようになるとはねぇ。こういうゲームをする用にこんなコントローラーまで出てるんだね。


スマホを装着して操作できるようになるらしい。Identityは割と操作が複雑で、しかも一瞬のミスが命取りになるアクションゲーなのでこんなコントローラーがあると上手いプレイができるかもしれない。買おうかな。どーしよっかな。

Dominion (ボードゲーム)

今回の2日間で何回もやったろうか。ショートスリーパー仲間でも大流行、みんな大好きドミニオン。説明が難しいが、手札となるカードでカードを増やしていき、点数が付いたカードを集めていくゲーム。だめだ面白そうに書けない。

1回のゲームで使うカードの種類が限られているので、その組み合わせの仕方次第で戦略が大きく変わる。必勝パターンなどは無く、運と技術のバランスが絶妙。2人からできるし1回のプレイ時間も長くない。慣れた2人なら10分もかからないで決着つくかも。

スマブラ(Switch)

これは説明不要かな。と言いつつ実はこれまでスマブラに触れてきてなかったから最近知ったよね。そしてみんな上手いから1人だけボコボコにやられる。

やるだけならすぐやれるけど、勝とうと思ったらそれなりに複雑な操作を要求される。キャラもめちゃくちゃ数がいるから、噛み合わせ的なものもあると思うし。実家に持ってった時に子供達に大人気だったので、深く考ずにやればいいのかもしれん。

ワンナイトマンション(ボードゲーム)

ワンナイト人狼に近いルール。1回の話し合いで殺人犯を特定して牢屋にぶち込めば白い人達の勝利。逆に嘘をついて白い人を牢屋にぶち込めたら殺人者を含む黒い人達の勝利。爆弾魔は例外で自分が牢屋に入れられれば勝利。

このゲームの特徴としては、他の人の手札を推測し易くしている点。プレイヤーが2枚取って1枚を自分の役職としてもう1枚を誰かに渡す。渡されたプレイヤーは山札から1枚取ってさっき手渡されたものと見比べて1枚残して1枚渡す。

この人に手札を渡す行為が人狼とは違う読み筋と議論を生むところが面白い。4人からできるが、おすすめは6人プレイかな。

オーバークック(Switch)

オーダー受けた料理をプレイヤーで協力しあって作って届ける。時間内に正しく調理して届けた数でポイントが上がっていく。

箱から素材を出す、切る、焼く、盛り付ける、サーブする、皿を洗う、といった役目があり、うまく分担しながら進めていくんだが、調理場が嫌に導線が混乱してドタバタになる。しかし慣れてきて分担もでき始めると効率が良くなっていくき、マクドナルドの店員さん達のようにテキパキこなせるようになる。

飲食のアルバイトの現場でやってるようなことをゲームでやって面白いのかって?これが意外な程に盛り上がるので是非試してみて欲しい。

Century(ボードゲーム)

今回初めてプレイしたゲーム。ゲーム性はdominionと似た部分があるかな。手札を利用してカードとスパイス(この世界では貨幣と同義)を増やし、そのスパイスで施設などを作っていき、施設毎に設定されたポイントで勝敗を競う。なんとなく伝わるだろうか。

なかなかに奥が深いゲームだった。シリーズが色々あるらしく2つほどプレイしたが、このCENTURYの続編的なやつは船で移動しながらスパイスを増やすみたいなギミックがあるんだけど、まずプレイする盤面を用意するのに時間がかかるし、片付けるのにも時間がかかっていた。その辺も含めて考えると、個人的にはdominionの勝ちかなぁ。

 

と、色々と遊んでたゲーム達を紹介しました。今回、ゲームが人見知りを救うという真理にもたどり着いたことだしね。今まで以上に心置きなくゲームが好きだ!と叫んでいこうと思うよ。もし一緒に遊んでやるよーって人がいたらいつでもお声がけくださいませ。ではでは。

6年 ago

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