ショートスリーパーになって変わったこと【精神編】

忘れてた。3本1セットのつもりの記事の3本目。前の「ショートスリーパーになって変わったこと【身体編】」に続いて【精神編】をまとめておこうと思う。精神と書くとなんだか大げさな気もする。書きたいことは気持ちの面での変化。気持編とかにすればよかったのかな?いや、それもしっくりこないしこのままいってしまおう。


▼関連シリーズはこちらから
1. ショートスリーパーになって変わったこと【時間編】
2. ショートスリーパーになって変わったこと【身体編】
3. ショートスリーパーになって変わったこと【精神編】

ショートスリーパーになって日向ぼっこができるようになった

なんと表現しようか迷ったあげく日向ぼっこしか出てこない。そして別に本当にひなたぼっこが好きなおじいちゃんになった訳じゃない(誰がおじいちゃんや!)物の例えで書いただけなんだけど、散歩じゃちょっと弱いし、ブラ歩きとか書いてもよくわからなくなるし、ぼーっとできるじゃアホみたいだし。要は心にゆとりが持てて今までにはなかった心境に至れることがわかってきた。

身体編の時に書いた時と同じく「時間」がキーになってて、その付随要素的でもある話。端的に言えば時間に余裕があるから焦ることなく行動できるってだけの話なんだけど、これってめちゃくちゃ大きいんだよね。

仕事終わって帰路につき自宅最寄駅に着いたのが仮に21時頃だとする。普通なら明日の心配とかしはじめて駅前でサクッと食べて帰るところかもしれないが、ちょっとでも美味しいもの食べようと自宅と反対方向にあるお店に15分歩いて食べに行ったりする。もしくはそこから買い出しに行ってごはん作ってみたりする。なんというかものすごく豊かでバリエーションの広い思考になる。時間のゆとりがあるだけでここまで精神的に開放されるのかと実感する。

忙しい朝の時間は今は昔

もう少し誰にでもわかり易そうな例で言うと、やっぱり忙しい朝の時間じゃないかなと思う。朝起きて準備して出勤するという日常的な活動、みなさんは余裕があるだろうか?

さっき「忙しい朝」と書いたけど、それ読んで「え?忙しくないよ別に」って思った人はあんまりいないんじゃないかな。ショートスリーパーになる前の自分を思い返すと、8:56の電車に乗るのに起きるのが8時半とかザラだった。起きてすぐ始まる出発へのカウントダウンに急き立てられながら準備して慌てて駅まで走り電車に飛び乗るので定常運転だった。

それが今はどうだろう。朝起きてのんびりお湯飲んでYouTube見ながら体操して朝ラン、帰ってシャワーを浴びて、テレビ見ながら朝ごはん、なんなら時間を持て余して早めに出るかってな感じで家を出て、電車を1本見送っても平気な心境で駅まで行き、30分以上前にオフィスに着いてしまう。今は骨折中でさらに時間が余ってて家で既に仕事はじめちゃってたりするし。

ショートスリーパーはイライラしない

元々そんなにイライラするタイプでもないが、それでも虫の居所が悪い時はあるし、何かとうまくいかなくてむしゃくしゃすることくらいある。何も得るものなんてないとはわかっていても。人間だもの。みつを。

それがなくなったのは精神的に余裕があるからだと思うんだよね。仕事でもプライベートでも。インプットからアウトプットまでの間に雑な感情をろ過するフィルタのようなものができた感じ。多分根底にあるのは上にも書いたが時間的な余裕からくるものではないかなと思う。

誰かが、睡眠時間を削ってみたはいいけど午後からとてもイライラする、みたいなツイートしてるのを見かけたが、そんなことはないはず。睡眠時間が短くなっても別にイライラすることなんかないし、むしろ精神的に余裕が生まれてとても穏やかに過ごせるようになるはず。少なくとも自分の体感ではそう。

ショートスリーパーが穏やかな世界を作る

こう書くと全然ショートスリーパーの印象と違うっぽいよね。短眠って書いても同じで、「ショート」「短」って文字が与える印象って真逆っぽい。忙しくしてて眠らない人種みたいな見られ方もしているだろうし、そこから導かれる印象って「短気」っぽいとかかもしれない。でも実際そんなことはないんだよね。

忙しいって「心を亡くす」と書くってよくいうよね。そんな状態、ショートスリーパーには訪れにくい。少なくとも常人よりは圧倒的に。だって時間的な余裕があるんだもの。何か不測の事態が起こっても余裕でリカバリーできるし焦んないよね。

そうそう、よく書いてるけど、ショートスリーパーの余暇って深夜と早朝に生まれる。普通に今まで通り仕事はしてて今まで寝てた時間を余暇にあてるから自然とそうなる。

余裕がないに起因するもうひとつの事象としてお金がないってのもあるかもしれない。でも、もし時間があればそれも解消していけるんだよね。できた余暇を稼ぐ時間にあてれば問題ないので。稼ぐ才覚なんて自分には無いっすよっていう人でも大丈夫。深夜〜早朝は時給も高いので稼ぎ易いはず。

 

あくまで主観だけど、このイライラしないのは個人的な変化でもないような気がしている。ショートスリーパー仲間で集まっている時に感じるのが、みんなの余裕のある空気。落ち着いておだやかに話す人が多い印象。その中でいけばむしろ自分が落ち着きがないんじゃないか?と思ってしまうくらい。

だからショートスリーパーが増えていけば、今よりもう少しだけ穏やかな世界が訪れるかもしれないなーなんて思ったりしたんだよね。ま、再三再四書いている通り、パリスはココロのセマイ人故に、ショートスリーパー人口はそんなに増えて欲しくないアンチ派だけどね。

ん?ショートスリーパーのアンチ派ってショートスリーパーのことを危険視する人達のことを指すのか?そういう意味のアンチではないけど、アンチ派が(色んな意味で)危険だからショートスリーパーを増やしたくないなら、利害は一致する。でも悪く言うやつらは嫌いだから共闘はできないな。うん。孤立した。第三勢力だな。エゥーゴ設立だな(さぁ誰かついてこい!

ふんどしの帯を締め直す

一点だけ自分で良くないなと思ってることがあるので、そこにも触れておく。時間的に、そして精神的に余裕があるのは上述したような効果を生んでいてとても良いことなんだけど、若干気持が緩んでしまっていることも自覚している。

もっと時間をかけずに完了させられるタスクは一杯ある。タスクと書くと仕事オンリーに感じるかもしれないが、夜ご飯を食べるという行動をとっても一つのタスクと捉えて言ってる。もっと必要最低限で効率的にこなせる行動やタスクがある。

なのについ寄り道したり、もっとゆっくり時間を使ってのんびりやろーとしてしまっていることが多い。実仕事以外は別に構わないし、もしかしたら特に今は骨折で行動制限が入っているからかもしれない。また朝ランしたりサーフィンしたり筋トレしたりと、時間を使うことが増えていけばそれなりに効率的に1日を使おうと思えるのか。そう考えるとそこまでマイナスに捉える必要もないかもしれないけどね、意識はするようにしよう。

ショートスリーパーになって変わったことまとめ

そんなタイトルでまとめてきた3本「時間編」「身体編」「精神編」いかがでしたでしょうかね。サクッと3本ともまとめるつもりが、不慮の事故により1ヶ月くらいの期間をかけてしまった。でもその不慮の事故があったからこそ気付いたことも一杯あった訳で。大抵のことは後で振り返れば良き経験なのだからポジティブに捉えていけばいい。お、ろ過フィルタどころかポジに変換するフィルタにもなっているのかもしれないな。

やっぱり良かったよね、どー考えてもショートスリーパーになれて。3本の記事まとめの最後なのでひとことお礼を書いておこうかな。

堀さん、シモーヌさん、ショートスリーパーへの扉をこじ開けていただき、本当に本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いしますm(__)m

著者近影(ではございません


▼関連シリーズはこちらから
1. ショートスリーパーになって変わったこと【時間編】
2. ショートスリーパーになって変わったこと【身体編】
3. ショートスリーパーになって変わったこと【精神編】

 

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6年 ago

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