空間と時間を売る

4月に引っ越してきてから家の整備をし、諸々の準備に3ヶ月ほどかかったが、ようやく思い描いていたことをやりはじめた。airbnbで家(空間)と体験(時間)を売りはじめてみた。特に家を貸す方は市役所への手続きなど色々と手間も時間もかかった。

そうそう、まーったく更新ができていなかったのは、それで忙しかったから!だから今回はそのあたりの紹介をしようかなと思った。ちなみにiPhoneのスクリーンタイムという機能で1日に何のアプリをどれくらい使っているかを見れるのだが、1週間合計で見るとIdentityVの時間が30時間を超えてたからね、明らかにそっちのせいだけどな。

空間を貸す

これが実際にairbnbに登録している情報。airbnbではリスティングと呼ばれる。
同じ江ノ島近辺にたくさんの物件があるので差別化するために変わったというか家の特徴をしっかり出したタイトルにしている。

日本人、外国人問わず申込みを受け付けているので、読者の皆様、なんだったら予約して泊まりに来て頂いても差し替えありませんよ?読者の皆様はおそらくショートスリーパーを目指していたり、実際にショートスリーパーだったりすると思うので、ぜひ仲良くして欲しいなとも思っている。やっぱショートスリーパー同士の方が遊ぶ時間は合いやすいし。

あ、もしショートスリーパーのプログラムで苦戦している人とかがいれば、家に2〜3泊でもしてみてもらえば何かいい影響を与えられるかもしれない。実際にショートスリーパーが近くにいると安定し易くなるもの。ショートスリーパーになるための3つの方法みたいな記事だったかに書いた記憶があるが、自分がショートスリーパーになれた最大の要因は堀さんと仲良くなったことだと思うから。

アイデンティティファイ部の合宿もよく家でやってるしね。なんだったら入部して頂いても差し支えないですよ?

民泊の資格が必要

このairbnbなどを使っての民泊は勝手にはじめていい訳ではなく、登録、審査が必要となっている。都内と今回やった神奈川県藤沢市のことしか知らないので、もしかしたら地方では届け出など不要なところもあるかもしれない。

これが実際に発行された証明書。屋内にこれを設置したら運用開始とのことなのでなんとなく額に入れて立ててみた。

これを発行してもらうために、民泊運営者向けのポータルサイトに登録し、指定された情報の入力を行いつつ、必要各所から書類を集め倒さないといけない。がしかし、どういうタイムスケジュールで進めればいいのかなど含め全くもってわかり辛い。消防に査察を受けて防火、耐火などのチェックを行ってもらってからしか出ない消防の証明書も必要だったり。

最終的に市役所の生活課だったかの担当者に書類を提出しに行った時に言われたのが、一度も問い合わせをしてくることなく必要書類を全て揃えて持って来た人は初めてだったので驚いたとのこと。確かに案内不十分だしサイトは使い辛いし不親切だし、各書類が何をさしていてどこで取得すればいいかなども不明だったからな。

この民泊の仕組みがまだはじまったばかりならまだしも、何ヶ月いや何年も前から運用されているシステムのはずなんだけどなな。これが面倒でやめちゃう人も出てるだろうから諸々変えた方がいいと思うなぁ。

 

体験を売る

体験を売るってどういう意味?っていう人もいるかもしれない。タイトルには置き換えで「時間を売る」って表現したがその方がわかり易いのかな。具体的に見てもらえばわかると思うので貼ると、これ。

リスティングと同じくオールターゲットでの販売を想定しているので、このブログを読んだ人に申し込んでもらっても差し支えないですよ?朝5時からの体験になっているので始発で行っても集合時間に間に合わないって人には朗報。集合場所は宿泊も提供しているので、前泊してアクティビティに参加して頂ける。そう。このセット販売ってどうだろうと思い無茶な時間帯を設定した朝ランなんてコンテンツを販売してみたんだよね。

ちなみに体験の方はユニークネスを求められる。誰にでもできるものは審査が通らないらしい。なので江ノ島周辺を半年間で500km走ったランナーが届ける観光朝ランみたいな特徴を打ち出したものにしたところ審査に通った。有名スポットでの特別な撮影などを入れこんだのが良かったのかな。

今回の体験の舞台は江ノ島周辺なので日中は観光客で溢れかえってて歩くのもままならず、写真を撮ろうとしても人ごみが邪魔ってか、撮影しようとすると邪魔にされるってか、まともにいい写真は撮れない。でも朝ランは違う。なんせ朝5時台から観光してる人はいない。スラダンで有名な鎌高前の交差点もこの時間なら誰もいなかったりするからね。実際に海外から聖地巡礼で訪れるゲストさんならとても喜んでもらえる自信がある。

ここまで運用してみての感想

家のリスティングを公開したのが7月下旬、朝ランの体験を公開したのが8月上旬と少し時差があるが、それぞれの初動が雲泥の差である。

家の方は公開してすぐ問い合わせがガンガン入ってきて、お盆を超えるまでの時点で既に4組のゲストに利用してもらった。台湾からの留学で日本の大学に通う女子大生2人組、中国から父親と息子2人で旅行に来た親子3人組、都内から江ノ島に遊びに来る時の宿として使った4人家族、台風のさなかにサーフィン体験で来て思うように外で遊べず部屋でパワプロしまくってた男子大学生4人組。

構成も国籍もバッラバラで面白かったし、みんなとても綺麗に部屋を使ってくれるのでとても気持ちよく運用させてもらっている。順調過ぎる滑り出しなのではないかなと。

対して体験は公開してここまで問い合わせゼロ。リスティングのようにはいかない。単純に体験に魅力がないのか、集合時間の朝5時がダメなのか、そもそもairbnbエクスペリエンスがそこまで活性化していないのか、要因分析はできていない。しかし、これで必死に売上を伸ばそうという考えではなく、実験的な試みであり、それを通じて新しい出会いがあればと思っているだけでもあるので、のんびりと探っていこうと思っている。

5年 ago

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